地域おこしタイトル

 

 私が横手高校に入学した年は東京オリンピックが開催された年でした。高梨(旧仙北町)の家から自転車で大曲駅まで行き、汽車で後三年駅まで乗り、また、自転車で高校に通うという毎日でした。
 入学当初は、裏山で団歌の練習があり、私にとっては大変苦痛な一時でした。その頃のわたしは、あまり人と話すこともなく、引っ込みがちな生徒でごく僅かな友人しかいませんでした。しかし、現在は高校在学中話をしたこともない人達とも親交を深めております。何故かといえば、私は銀行に勤めていた関係で東京、秋田等各地に転勤をしながら同期の皆さんと再会をはたしたからです。
 今では毎年、私が経営している乳頭温泉郷(仙北市)の黒湯温泉で同期会を開催し、同期の輪を広げて来ております。我々の同期も団塊の世代で第二の人生に足がかかってきております。私は銀行を早期退職しアグリビジネスを立ち上げました。
 私の家は、東北の中でも有数な地主であった関係で先祖から農業を奨励し、地元と共に生きなさいという家訓に近いものがあったことから、米の値段が現在下がってきて、農家離れが広がってきている環境の中で、それを防ぐ為、大豆の生産をしてもらうことにしました。この大豆は従来の大豆と違う青臭みのない無臭大豆「すずさやか」です。「すずさやか」は秋田県の認定品種で将来的には秋田の特産になり得る大豆です。これを生産することで、農家が潤い、農業で再生産可能な農業形態にもっていこうとしております。
 また、冬場にはハウス内で無加温の状態で野菜が出来る栽培方法も確立させました。これで秋田の農業は変わると考えております。農家が潤えば、購買力も上がり、地域が活性化し、若者の流出が止まることが期待されます。その結果として秋田に美林と美田を残し、自然豊かな住み易い郷土にしていくことが私の理想です。

庭園全景
家紋の亀甲桔梗を意識して設計された庭園全景

 尚、国指定名勝・池田氏庭園は約1万3千坪の広大な敷地の中に日本最大級の雪見灯籠や池、洋館等を配した庭園です。また、敷地の平面形は六角形で池田家の家紋亀甲桔梗の亀甲を意識したといわれています。この庭を作庭した長岡安平は千秋公園(秋田市)、横手公園(横手市)等も作庭している近代公園の祖と言われる人です。この様な庭ですので是非お立ち寄りください。















日本最大級の雪見灯籠 
雪見灯籠