秋田県高等学校野球連盟主催、平成28年度秋季県南高等学校野球大会が9月3日(土)~4日(日)、9月8日(木)~11日(日)、グリーンスタジアムよこて・大曲球場・大田球場において開催された。
横手高校は4日(日)10時から大田球場で行われた2回戦増田高校で大苦戦延長15回決着つかず5日(月)再試合、7回14対4コールドで調子に乗り、8日(木)大曲球場での準々決勝秋田修英戦 対 で勝ち、10日(土)グリーンスタジアムよこてでの準決勝、今年夏秋田県代表で甲子園出場の大曲工業との試合、大接戦で逃げ切り、11日(日)春の選抜、甲子園出場の角館高校を破って勢いの上がる横手清陵学院との決勝戦。横手市同士の戦い。先制点を許すがすぐに追いつき、逆転、同点に追いつかれるが7回チャンスを生かし3点を上げ逃げ切った。堂々の優勝である。県内3地区予選を勝ち抜いた19高校が参加し、9月17日から開幕される全県大会、優勝を目指し頑張って欲しい。

 

横手が延長11回右前打の太田が盗塁と犠打で三進し、菅原の犠飛で勝ち越した。増田はその裏、廣田、高橋勇の連続二塁打で追い付いた。互いに投手が踏ん張り、譲らなかった。

 

 2回戦の横手増田は1点リードの横手が三回無死一塁から菅原の三塁打で加点。伊藤の中前打、貴俵の二塁打で走者をかえし2点を追加し、流れをつかんだ。増田は、投手陣が撃ち込まれた。

 

秋田修英--横手は、1点リードの横手が五回、1死一、二塁から伊藤蓮が二塁打を放ち2点追加。藤田が中前打でつなぎ、藤井の右前打で1点加えた。秋田修英は小刻みに失点し流れをつかめなかった。

 

 横手が四回、長短合わせて6安打を集め4点を先制、七回には菅原の適時二塁打でリードを広げた。大曲工業は五、八、九回といずれも敵時打で1点ずつ積み重ねたが、後続を断たれた。

 

 横手は終盤に勝負強さを発揮し、横手清陵を下した。
横手は1点を追う一回、連打と死球で2死満塁とし、藤井の右前2点適時打で逆転。同点とされて抑えた7回、太田、佐々木の連打などで無死満塁とすると、伊藤蓮が左中間に走者一掃の三塁打を放ち、勝ち越した。五回から救援した伊藤蓮は変化球が低めに決まり、1点に抑えた。
横手清陵は、五回に高橋優の犠飛で追い付くも、七回以降は走者を出せなかった。

 

 主将の一振りが、チームを7年ぶりの頂点へと導いた。横手の伊藤蓮主将(2年)が七回無死満塁から高めの直球を完璧に捉え3点勝ち越し。五回から登板し、相手打線を2安打に抑えた。「全員で声を掛け合い、良い雰囲気で最後まで戦えた」と満足げだった。

 伊藤蓮は今年夏の県大会に中堅手兼投手として出場。2回戦の金足農業戦では2点本塁打を放つ活躍を見せたが、最後は自らの失投で逆転負けを喫した。「3年生に申し訳なかった」。
新チームでは主将に任命された。投手としてスタミナ不足を解消するため走り込みを強化。今大会では終始安定した投球を見せるとともに、4番打者として持ち前の思い切りのよい打撃でチームを引っ張り続けた。
試合後、ナインは応援に駆け付けた3年生から「よくやった」と声を掛けられた。「あくまでも目標は東北大会出場。まだまだ課題は多く、全員で修正したい」と伊藤蓮。3年生の思いに応えるためにも、春の甲子園出場を目指して県大会を戦い抜く覚悟だ。  (秋田魁新報 加藤慶一郎記)