「いものこはやっぱり、横手・山内産に限る」――。関西美入野会は11月12日夕、大阪・京橋の居酒屋「ちくも」で、約30人が参加していものこ会を開き、粘りとやわらかさが特徴の「山内いものこ」を存分に味わった。いものこ会は初めての企画だったが、安田和雄(43期)夫妻、高根雅啓(83期)親子ら、会員と家族約30人が参加した。
 素材の調達から調理まで、「ちくも」の徳田信子社長の全面的な協力を得た。徳田さんは西仙北町土川出身で、実家は鈴木茂夫幹事長と隣同士の幼なじみ。
 いものこだけでなく、鶏肉、みそ、油揚げ、根つきのセリなど、ほとんどの素材が横手近辺仕込みという力の入れよう。「いものこじる」のだしは、同じ秋田でも「しょうゆ味」と「みそ味」があることから、徳田さんにはわざわざ2種類の鍋を調理してもらった。「ナスの花ずし」、昆布味のいぶりダイコンのきんぴら漬けなど秋田の漬物も並んだ。いものこ鍋のほか、徳田さんの計らいで、きりたんぽ鍋、秋田産ハタハタの塩焼きも食卓を飾り、参加者のほおはゆるみっぱなし。酒は「まんさくの花」「一白水成」「飛良泉」などの地酒。会員らは、久しぶりにふるさとに思いを寄せた。母校ブラスバンド部が吹き込んだCDの伴奏で母校の校歌や団歌も朗唱、会員の間からは早くも「来年も開いて」との声が上がった。

関西美入野会 会長 七尾隆太57期 記